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能人形「羽衣 鳳凰」
博多人形師
国崎正行
高さ27cm
駿河国(静岡県)三保の松原に住む白龍という漁師が、いつものように釣にやってきます。のどかな浦の風景を眺めていると、一本の松の木の枝に美しい衣が掛かっています。
家の宝にでもしようと持って帰りかけると、一人の女性が現われて呼び止め、それは自分のものだから返して欲しいと頼みます。
その女性は天人であり、その羽衣は天の羽衣で、それが無いと天へと帰れないと嘆き悲しむ姿に、白龍は、羽衣を返す代わりに、天人の舞楽を見せて欲しいと頼みます。天人は喜んで承知し、舞を舞ながら天へと昇ってゆきます。