能人形「三番叟」

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能人形「三番叟」

能人形 国崎正行作
博多人形師
国崎正行作
高さ29cm

演劇としての能というより、天下泰平、国土安穏、五穀豊穣を祈る儀式に近いもので、祈祷の芸術的表現とでもいうべきものである。
現在のような形になったのは世阿弥時代の少し前で、この原型は、地方に「翁」と呼ばれる民俗芸能が残っており、それではないかといわれている。
「翁」の舞を先頭に「千歳」の舞と続き「三番叟」の舞へと入る。三番叟では「揉の段」と「鈴の段」の二つの場面に別れる。「揉の段」は面を着けず足を交差させたり跳躍するなど、リズミカルで躍動感あふれる舞いが舞われる。次の「鈴の段」では、黒色尉の面を着け鈴を持って祝いの舞を舞う。
これはその「鈴の段」のシーンである。