佐藤好昭作「那国悠幻・2」 が日展特選を受賞しました
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佐藤好昭作「那国悠幻・2」 が日展特選を受賞しました
佐藤好昭作「那国悠幻・2」 が日展特選を受賞しました
佐藤好昭先生の「那国悠幻・2」 が日展特選を受賞しました。
以下西日本新聞より
博多人形師が日展特選 福岡市の佐藤さん 来年、仏で個展計画 「次は世界へ進出」
日本を代表する美術展覧会である「第38回日展」(日本美術展覧会)で、博多人形師佐藤好昭さん(54)=福岡市城南区七隈4丁目=の作品「那国悠幻・2」が特選に選ばれた。
作品は、博多人形の技法を生かし、古代神話をモチーフに剣を持つ男性1人と女性2人を描いた。今回、佐藤さんが出品した工芸美術部門は1000点以上の作品の中で特選はわずか10点にすぎない。20年以上出品を続けたが初の特選入賞だ。
父親も博多人形師の佐藤さんは、当初彫刻家を目指して修業を積んできたが、高校卒業後、家業を継ぎ、28歳で工房を開いた。「土でできるものなら何でも作る」というのが佐藤さんのスタンス。博多人形に個性を加え、創作活動を続けている。
特に力を入れているのが今回の受賞作のような古代神話をテーマにしたもの。土人形を作り続けているうちに、ルーツの埴輪(はにわ)や土偶をよみがえらせるような「現代の埴輪」を作ろうと思ったことがきっかけだ。
博多人形の持ち味の1つである写実性の高い作品を手掛ける一方で、抽象的な要素も取り入れている。受賞作品も大胆な造形に粘土の質感を生かした作品。木彫の作品が多い中で、佐藤さんは素焼きに淡い彩色を施して、あえて「土人形」っぽさを出した。
博多人形師として、山笠があり展示会も多い福岡中心に活動する利点は多い。しかし、佐藤さんは博多人形の魅力を1人でも多くの人に知ってもらうために、全国各地で個展を開き、日展にも出品し続けている。
だからといって博多をおろそかにしているわけではない。特選を受け、佐藤さんは「博多の人形が全国の展覧会で評価されたことが何よりもうれしい」と話した。
現在は廃れてしまった博多人形の古典的な製法を受け継ぐ「今宿人形」の再興にも取り組んでいる。
「次は世界進出」と佐藤さんは抱負を語る。来年はフランス・パリで個展を計画。「博多人形をいろんな場所で多くの人に見てもらいたい」。佐藤さんの強い思いが、博多人形のすそ野を広げようとしている。
佐藤さんの作品は、東京都台東区の東京都美術館を皮切りに全国各地の日展会場で展示。福岡での日展開催は福岡市中央区大濠公園の同市美術館で来年6月16日‐7月8日。
=2006/11/24付 西日本新聞朝刊=
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